エス・エルは1963年に創業した水処理プラントメーカーです。「攻め」の経営に重点を置いており、新しい排水処理システムの開発や水処理装置の提供、エンジニアリングマネジメントや維持管理手法の確立など、水処理システムの積極的な新技術開発に取り組んでいます。
本社は大阪市に置いており、東京都千代田区にも支店を設置。近畿や関東エリア、沖縄にも営業所を置いています。
エス・エルがもつ技術には、「膜処理システム」「凝集加圧浮上装置」「マルチフューザー散気装置」「微生物製剤」「脱色装置(アクリムーブ ™)」などがあります。
なかでも膜処理システムでは従来とは異なる水処理技術を採用。沈殿槽の代わりに活性汚泥層を置き、微細な孔のある中空糸タイプのMF膜(精密ろ過膜)によって固液分離を行います。
また、脱色装置(アクリムーブ ™)では紫外線と酸化剤を併用してOHラジカルを生成し、水中の色度分離除去を行います。
エス・エルでは設置した水処理施設の維持管理サービスも行っています。過去に設置した水処理施設の運転稼働状況を把握することで、品質性能の向上や生産性の向上、ランニングコストの低減などにつなげています。常に適正運転できることで水質保全に寄与できるため、機器や配管の劣化診断を通じて改修や改造、予防保全工事の提案をしています。
創業から50年以上の歴史をもつエス・エル。水処理技術の開発に積極的に取り組んでおり、厨房排水処理システム「バチルスター®」をはじめとするさまざまな技術をもっています。水処理施設の維持管理も行ってくれるため、適正運転や水質保全を実現できる点も魅力です。
エス・エルの用水処理では、排水再利用システムや雨水利用、プールろ過、井水ろ過、温浴施設ろ過、親水空間・修景施設創造と池ろ過、災害時飲用水確保などを行っています。
排水再利用システムではMF中空糸膜ユニットを使った「膜分離活性汚泥法」を採用。事務所ビルの洗面所や給湯室などの排水や厨房除害施設の二次処理水を、トイレの洗浄水や散水、修景用水として再利用できるようにしています。
排水処理では厨房排水処理(厨房除害設備)や医療排水処理、各種工場排水処理、農業集落排水処理、合併処理浄化槽、最終処分場浸出水処理などを行っています。
厨房排水処理(厨房除害設備)では厨房排水処理システム「バチルスター®」を開発しており、バイオテクノロジー技術によって油脂分を多く含んだ厨房排水の処理システムを構築しました。
エス・エルで開発した厨房排水処理システム「バチルスター®」の性能が実証された事例です。「バチルスター®」ではバイオテクノロジー技術を活用しており、菌がもつ油分解のほかにも、たんぱく質やでんぷんを積極的に分解。水質浄化効率の高い厨房排水処理システムを実現しました。
「バチルスター®」は環境省による平成16年度環境技術実証モデル事業に採択されており、小規模事業所向け有機性排水処理技術「微生物製剤添加型ハイブリット生物処理法」として性能を認められています。
会社名 | 株式会社エス・エル |
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所在地 | 大阪市福島区野田5丁目17番22号(大拓ビル) |
電話番号 | 06-6468-7180 |
URL | http://www.kk-sl.co.jp/index.html |
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