東芝インフラシステムズでは、飲料水や生活用水を確保する上水道、無害な水を環境に戻す下水道、災害に配慮した雨水排水、下水処理や産業廃棄物処理に伴う汚泥処理などについて、施設におけるトータルなシステムを提案、課題解決に努めています。これらは産業機器やITシステムなどにも強みをもつ東芝の技術力を活かしたサービスと言えます。
上下水道事業において、システムや設備、機器の導入は重要なポイントですが、同じぐらい重要になってくるのが運用や維持管理です。
東芝インフラシステムズでは、ICT技術を活用することにより、水道施設を常に安定運転し、ライフサイクルに合わせたメンテナンスを実現しています。設備の信頼性を高めて安定運転を図るために、保全計画・定期点検・設備診断等を提案してくれます。小規模水道施設や簡易水道施設の統合により、分散する施設を多く有する水道施設の効率的な運用・維持管理を行うことも可能です。
オペレーションやメンテナンスに従事する担当者に向けて、業務スキル向上のための教育や訓練や資格習得サポートも積極的に行っています。
微生物による水処理技術は薬品を使った分離・凝集処理やオゾン・熱処理と比較すると、環境負荷が少ないという特徴があります。微生物による水処理は、環境負荷が少ないことから、多くの分野で採用されています。東芝インフラシステムズでは1歩進んだ活用を目指し、排水からエネルギーや資源を回収する次世代を見据えた研究開発を行っています。
上下水道事業に長年携わってきた経験と産業機器やITシステムなどにも強みをもつ東芝の技術力を活かし、上下水道事業のさまざまなソリューションを提案している東芝インフラシステムズ。運用や維持管理まで踏み込んだサービスを提供しています。有用微生物を利用した有機系排水処理システムの開発など次世代を見据えた研究開発にも力を入れています。
関東地域には、さまざまな水処理・排水処理業者が事業を展開しています。このサイトでは、注目の業者をピックアップ。それぞれの特徴や事例を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
上水処理事業では、施設が抱えるさまざまな課題に対して解決策を提案し、良質な水の安定供給と効率的な運用を目指しソリューションを提供。具体的には、蛍光強度を用いたオゾン注入制御システム、凝集剤注入制御システム、水需要予測・水運用支援システム、配水管理システムなどの採用実績があります。
下水処理事業では施設全体の経営・管理・運用まで考慮したトータルシステムを提供し、下水処理施設が抱える課題解決に努めています。具体的には、窒素除去曝気風量制御システム、プロセス性能診断システムなどの採用実績があります。
異常気象による局所的な豪雨や台風の大型化による災害、市街地の増加に伴う雨水浸透域の減少による都市型水害などに対応するための雨水排水システムを提案。災害対策を支援しています。
下水汚泥を有効利用することを目指した技術開発を進め、リサイクルとエネルギー化に寄与し、処理コストの低減になるようなシステムの構築と提案に努めています。
安定的かつ効率的な維持管理運営が求められる昨今の上下水道事業において、課題解決につながるような運用・設備・経営の改善策となるサービスを提案。ICT技術を活用し、日常のオペレーション・メンテナンスから安定的かつ効率的にできるようなシステムの運用と構築を行っています。
下水処理においては、省エネルギー化と放流水質向上(窒素濃度・リン濃度削減)は一般的にトレードオフの関係にあります。すなわち、水質を良くするためには電気エネルギーがより多く必要となり、省エネルギーを図ろうとすると水質が悪化するおそれがあります。
東芝は、このトレードオフ関係にある省エネルギーと放流水質向上の両立を目指した省エネルギー型の曝気風量制御システムを開発しました。下水処理場において、曝気に要する電気代は下水処理場全体の約3割から6割を占め、省エネルギー化、温室効果ガス抑制に寄与する制御技術が求められています。
一方、閉鎖性水域での富栄養化防止のため、下水処理場から排出される処理水の窒素やリンを効率的に除去する制御技術も求められています。東芝の「窒素除去曝気風量制御システム」は、窒素を効率的に除去しつつ省エネルギー化に貢献します。
下水処理プラントでは、流入水量や水質の変動下でも放流水質を管理基準以内に維持しながら、ブロワやポンプなどの機器の消費電力を抑えた効率的な運用が求められます。運用改善を図るためには、プラント運用上の性能と考えられる消費電力や放流水質などの変化要因を同定し、運用改善の余地を見つけ出すことが大切になります。
監視制御設備のデータサーバに蓄積されたプロセス監視データを利用して、水処理プロセスやセンサの異常を自動的に検出し、施設の技術職員が迅速かつ効率的な対応を行えるシステムです。近年求められている施設の適切な運用や効率的な維持管理などに貢献します。
放流リン水質の悪化兆候(放流リン濃度0.5mg/l以上)をほぼ100%検出し、その要因が推定可能なことを提示。これにより、水質悪化対策を素早く取れる可能性を得ることができ、エネルギー原単位上昇時にその要因を推定するとともに、プラントの省エネ運用につながる運用改善案を示しました。
水道水の水質に対する要求が高まり、良質な水を送水するために浄水場の水質制御の管理は以前にも増して厳しくなっています。東芝は、このような状況を踏まえ、流動電流計を使用した凝集剤注入のフィードバック制御システムを開発して、実際のプラントに適用しています。
従来の凝集剤注入制御は、過去の注入実績に基づく原水濁度と、凝集剤注入率曲線でフィードフォワード制御が適用されていました。しかし、原水水質の急激な変動に対応ができず、凝集を確実に行うために過剰注入となる傾向がありました。東芝の凝集剤注入制御システムは、従来の制御に凝集状態と相関がある流動電流値を用いたフィードバック制御を加えることより、凝集剤注入量削減に寄与する適切な注入制御が可能です。
従来の制御に、流動電流を測定し凝集状態を検出する凝集センサを適用したフィードバック制御を加えた制御を基本としたうえで、pH、水温、導電率で補正します。
会社名 | 東芝インフラシステムズ株式会社 |
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所在地 | 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34 |
電話番号 | 044-331-0880 |
URL | https://www.toshiba.co.jp/infrastructure/index_j.htm |
数ある水処理ソリューションを展開する会社の中から、次世代の設備を導入するための安心材料として、当サイトでは公共施設・民間企業どちらにも実績がある企業として下記の3社をピックアップして紹介します。(2021年12月調査時点)
水処理プラントを
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