三機アクアテック

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三機アクアテックの特徴

下水処理施設の
サポートに強みあり

三機アクアテックは1991年1月より、30年以上にわたり下水処理施設の維持管理業を行ってきた実績があります。現在は下水処理施設を対象として、設備の補修・改造・更新工事から、施設全体の運転状況の監視・操作、水質試験や設備の保守点検まで幅広く対応。

また、2015年3月に「ISO 55001」の認証を取得しています。「ISO 55001」は、下水道や道路などの社会インフラ分野における資産マネジメントの国際規格。

三機アクアテックはISO 55001に則り、下水道事業における資金・人材・情報を包括的にマネジメントし、計画的かつ効率的な施設運用を実現している企業なのです。

グループ会社の事業を継承して
対応範囲を拡大

三機アクアテックは、11の子会社で構成されている三機工業グループのひとつ。グループ内でノウハウを共有しあえる環境を活かして事業範囲を拡大しています。

2024年4月には、三機化工建設(現:三機グリーンテック)から民間用水排水事業、化工機事業、汚泥再生事業を承継。従来の事業領域に加え、化工機設備や汚泥再生技術を活かしたソリューション提供が可能となり、対応範囲がさらに広がっています。

環境に優しい
水処理ソリューションを提供

水処理で発生する廃棄物を削減したり、資源を利活用したりできる環境に優しいソリューションを提供しています。

具体的には、省エネ型散気装置や蒸発濃縮装置、加圧浮上装置などの設備を採用し、排水処理の効率化と再利用水の供給を実現。汚泥の量を減らすためのスクリュープレス脱水機や汚泥から資源を回収する再生技術も活用しています。

2011年8月には、環境マネジメントシステムの国際規格「ISO 14001」の認証を取得。環境負荷の削減に取り組む企業として高く評価されています。

三機アクアテックの特徴を
まとめると…

三機アクアテックは、下水処理施設の維持管理業を30年以上手掛けてきた実績があり、下水道事業における資金・人材・情報を包括的にマネジメントできる会社です。そのため、設備の補修・改造・更新工事や保守管理を依頼したいと考えている下水処理施設に向いています。

このサイトでは、「工場や製造業」「公共上下水道」「ホテルやモール」それぞれの排水処理施設におすすめの水処理企業を紹介しています。特徴や事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

【業界別で選ぶ】
水処理企業の
おすすめ3選

三機アクアテックの主な
事業内容

上水・下水・用水・廃水処理設備の補修、改造、更新工事

工事計画から施工、試運転、引き渡しまで一貫したサポートを提供。事前に現地調査を行い、設備の劣化状況や運用課題を詳細に診断したうえで工事計画を提案しています。

また、工事完了後に保守・メンテナンスの提案も行っているのが特徴です。

上水・下水道・し尿処理施設の
維持管理

施設全体の運転状況や水質の状況、設備機器の稼働状態などを監視しているほか、設備機器の運転操作や処理場外設備の遠方制御も実施。定期的な水質試験や施設機能を維持するための設備点検も行っています。

老朽化や設備の故障により施設が稼働しなくなった場合、仮処置として簡易補修を行ってくれるのも特徴です。

民間用水・廃水設備の
補修、改造、更新工事

工場や商業施設などの民間用水・廃水設備に対して、補修、改造、更新工事を幅広く手掛けています。

排水処理の効率向上や再利用を目指し、連続式濾過機(ダイナサンドフィルター)や省エネ散気装置(エアロストリップ)、加圧浮上装置などの機器を展開しているのが特徴です。汚れを効率的に除去し、処理水を再利用可能な状態にすることで、運用コストを削減しています。

化工機設備の
設計、施工、製造、販売

固体と液体を分離する化工機設備の設計、施工、製造、販売を手掛けています。主にスラリー内の固形物を濃縮する機械、清澄液を抽出する機械、濾過機、遠心分離機などをラインナップ。これらの設備は、工場排水や汚泥処理など、汚濁物質が多い排水の処理に活用できます。

三機アクアテックの水処理・
排水処理事例

⽔中汚濁物質を除去する
加圧浮上装置

加圧浮上装置
引用元HP:三機アクアテック 公式
https://www.sanki.co.jp/aquatech/service/engineering/04.html

食品工場排水や製紙工場排水処理設備における加圧浮上装置の導入事例があります。

この加圧浮上装置は、凝集剤(PAC)を注入して汚水中の微細な粒子を凝集。フロック(汚れの塊)として成長させた後、微細気泡をフロックに付着させ、その浮力を利用して汚れを水面へ浮上させます。

浮上したフロックは表面から効率的に回収され、下層に残った処理水は排水基準を満たすクリーンな状態になる仕組みです。排水中の汚濁物質を効率よく除去し、排水基準を超えていた工場の問題を解決しています。

微生物に酸素を効率良く届ける
省エネ散気装置

省エネ散気装置
引用元HP:三機アクアテック 公式
https://www.sanki.co.jp/aquatech/service/engineering/06.html

省エネ型散気装置「エアロストリップ」を導入している事例があります。

エアロストリップは、排水中に直径約1mmの超微細気泡を発生させ、汚れ(有機物)を分解する微生物に酸素を届きやすくする装置。従来⽅式(セラミック式散気筒)と比較して、排水中に酸素を送り込むためのエネルギー消費量とCO2発生量を40%削減できるのが特徴です。

エアロストリップと、ターボブロワ(送風機)を組み合せてシステム化している事例もあります。

廃液処理のコストを削減する
蒸発濃縮装置

蒸発濃縮装置
引用元HP:三機アクアテック 公式
https://www.sanki.co.jp/aquatech/service/engineering/05.html

酒造工場に蒸発濃縮装置を導入している事例です。この装置では、初めにヒートポンプを利用して、排水の水分を効率よく蒸発します(ヒートポンプ式薄膜蒸発濃縮)。

水分を蒸発させて残った濃縮原液は、「フラッシュ蒸発器」の減圧した低温環境でさらに水分を蒸発させ、体積を減らしてからトラックで回収・搬出する流れ(エゼクター式フラッシュ濃縮)。

処理の過程で発生した水蒸気を、エネルギーとして再利用したり、凝縮水として再利用したりできるのも特徴です。蒸発濃縮装置の導入により、廃液処理の回数削減、輸送や最終処分にかかるコストの削減につながっています。

三機アクアテックの会社情報

会社名 三機アクアテック株式会社
所在地 神奈川県大和市中央林間7-10-1(三機テクノセンター内)
電話番号 046-211-2135
URL https://www.sanki.co.jp/aquatech/
用途別
おすすめの水処理企業3選

業界ごとに異なる排水処理ニーズに対応するには、専門性の高い水処理技術をもつ企業の選定が鍵となります。
それぞれの業界特有の課題を解決した事例を持つパートナーと連携し、法規制の遵守や運用コストの最適化を目指しましょう。

人体に有害な物質を含む
工場や製造業
などの排水処理の事例を持つ
ドリコ
ドリコHP
引用元:ドリコHP
(https://www.drico.co.jp/)
おすすめな理由

水処理診断で必要な処理能力を調査。地質調査や薬剤処理を含め大量の高負荷排水でも要件を満たす設計を提案します。

導入実績

  • 食品製造工場
  • 電子部品工場
  • 化学工場

など

日常生活に不可欠な
公共上下水道
などの排水処理の事例を持つ
水ingエンジニアリング
水ingエンジニアリングHP
引用元:水ingエンジニアリングHP
(https://www.sec.swing-w.com/)
おすすめな理由

画像認識AIを用いて24時間365日現場設備の状態を監視し、異常をすぐに察知。年中安定した水処理をサポートします。

導入実績

  • 黒部市 下水道バイオマスエネルギー利活用施設
  • 神戸市東灘処理場

など

水の再利用も重視する
ホテルやモール
などの排水処理の事例を持つ
第一環境アクア
第一環境アクアHP
引用元:第一環境アクアHP
(http://www.daiichikankyo-aqua.com/)
おすすめな理由

建設や維持管理のコストを抑え、水槽容量サイズの小さいバイオ接触酸化法による排水・中水利用を提供します。

導入実績

  • ホテル
  • 百貨店
  • アウトレットモール

など